近況報告と映画『ミリオン・ダラー・ベイビー』

シンドい業務が終わり、一気にヒマになった。いまはあと片付けをしたり、ヒマ潰しに同僚の業務を手伝ったりしながら過ごしている。悪くない。さきの寿命を前借りするような働き方をしていたんだ。しばらく休ませてくれ。

映画『ミリオン・ダラー・ベイビー』を見た

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00FNDKKOK/ref=atv_dp_share_cu_r

タイトルからして、女性ボクサーを育てて大金持ちになって終わる話かと思ったがそうではなかった。人工呼吸器を喉に差し込んだマギーのシーンで再生を停めて、レビューサイトであらすじを確認したほどだ。

レビューといえば、「バッドエンド」とか「胸糞映画」とか悪いレビューも少なくない。オレも昔だったらそう感じたかもしれない。50歳を過ぎて死が身近になったオレには、この映画で考えさせられることが多い。

首から下の麻痺は回復の見込みがなく、生きる希望を失った娘のような人物から「死なせてほしい」と言われたら、自分はどうするだろうか?逆の立場から。献身的に付き添ってくれる父親のような人物がいる状況で、自分は「死にたい」と考えるだろうか?

この映画の場合、「死にたい」と考えることもその希望を叶えることも、相手を大切に想うからこそだろう。自らが全身不随になってもフランクのことを気遣うマギー。マギー最期のとき、「死」を「眠り」に言い換えるフランク。互いに思い合う優しさが切ない。

明確な描写はないが、フランクが用意した注射器が2本だったことから、フランクもマギーのあとを追ったのだろう。マギー同様、フランクも最期は「いい人生だった」と考えていたと思いたい。

年内最後になりそうなハンターカブでのお散歩ツーリング

大きな業務がひと段落したが、なにかとバタバタしている(後述)。そして疲れがひどい。そんなわけで今日は休みを取ってハンターカブでお散歩ツーリングに出掛けた。

今週から急に寒くなった。や、それまでが暖かすぎたのか。けさは氷点下まで下がった。バイクで家を出た時間帯も、道路脇の気温表示は12℃ほど。正直寒い。

以前は真冬でもバイクに乗っていたが、このハンターカブではどうしようかと思っている。今年買ったばかりのバイクで融雪剤が撒かれた道路を走るのは気が引ける。

2ヶ所のコンビニでコーヒーをそれそれ1杯ずつ飲んで帰宅した。走行距離は60kmくらい。日が差していると暖かく感じるが、太陽が雲に隠れると寒い。やっぱり今日あたりがバイク納めになるだろうか。

仕事の話

言われた業務をホイホイ請けて、自分で仕事を作っているうちに、自分のキャパシティを超えてしまった。肉体的・精神的な疲弊。トシのせいもある。そんなわけで自分と似たスキルを持つ人物を採用するため、今週、4人の面接をした。「自分のスキル」は以下の通り。

  • web制作の知識(デザインからlinuxコマンドによるファイル操作まで)
  • 印刷物のデザインの知識(片面印刷のパンフから複数ページの冊子制作まで)
  • 映像制作の基礎知識

ほかにもいまの会社で身につけたスキルがあるが、まずは上記のスキルがあれば3ヶ月ほどで自分の負担が減るだろう。

だが、本当にスキルだけで人を選んでよいのか?という思いもある。オレは人の好き嫌いが激しく、合わない人物とはとことん合わない。相性の悪い人物とよい仕事ができるのか?依頼した業務だけをやってくれればそれでよいのか?気に入らない人物を育てようという気になるのか?など。

採用した人物が自分と合わないからといって、オレにはどうすることもできない。自分と同じような意識を持ち、自分や周りにも刺激を与えてくれるような人物であることを願うばかり。

切羽詰まっている。いまの状況では、あと1年もやっていけない。満足できない成果を量産するか、過労死するかのどちらかだ。

結論は週明けに持ち越し。アーメン。

ハンターカブのマフラーをSPタケガワ スポーツマフラーに交換した

ハンターカブ(JA65)のマフラーを、SPタケガワ スポーツマフラーに交換した。

www.takegawa.co.jp

ウェビックの楽天市場店で購入。税込み63,746円。ハンターカブ用のマフラーはヨシムラあたりが人気なのかもしれない。オレは純正の見た目が好きなのと、ニーグリップならぬ"ふくらはぎグリップ"をガチガチにするので、純正ヒートガードを装着できるコレを選んだ。

見た目は完全に純正マフラー。だが、排気音が大きくなった。アイドリングではそれほど変わらないが、アクセルオンとオフのときが純正マフラーの音量よりも大きい。

純正マフラーはスチール製。こちらはエキパイ・サイレンサーともにステンレス製なので、多少の軽量化が実現できたのかもしれない。

サイレンサーと車体との固定が2ヶ所であることも安心ポイント。1ヶ所で固定するタイプのマフラーは、リヤサスの取り付け部が折れるという話もある。バイクにとっては致命的なダメージだ。

取り付けが終わってエンジンをかけてみる。エキパイとサイレンサーのジョイント部から盛大に排気漏れする。アクセルを吹かすとサイドカバーに水が飛び散るほどだ。自分の場合だが、エキパイとサイレンサーを固定するバンドを、取説の指示よりも後ろ寄りにすることでかなり改善した。

コンビニまでの試走で問題ないことを確認。装備を整えてひとまず下仁田方面へ。最高速が10km/hほど上がったような気がする。速度の上がり方も早くなったような。悪くない。排気音が大きくなっただけではなく、バイクの性能が上がった。

今日は11月半ばとしては異例の暖かさだった。下仁田では道路脇の気温表示が24℃となっていた。雪が降るまではバイクを楽しみたい。

仕事の話

負担の重い業務が終わった。反省点ばかり。肉体的・精神的に限界を超えたわりにボスからの評価はイマイチ。仕事の進め方に課題が残った。慰労会では新入社員がボスからアルハラパワハラを受けた。

オレは完璧主義で、この業務のすべてを把握していると思い上がっている。そのためか人に仕事を任せることができない。納得いくまで自分自身で手を動かしたい。だが、オレひとりでこの業務を完遂することは不可能だ。

協力者なしでは進められないこと。気に入らない人間に対しても仕事のために割り切ること。そして、オレは全能ではないことを忘れてはいけない。

次年度はいくつかの分野ごとに担当者を配置して、この業務を進めようと思う。自分の負担を減らすと同時に、自分が満足できる仕事をしたい。

ハンターカブでご近所ツーリング

休日出勤した昨日から「明日はバイクに乗ろう」と決めていた。雲ひとつない空。昨日は天気がよくて、気持ちよく屋外での仕事ができた。そして今日も朝から晴れていて気温が上がる予報。予定通りハンターカブで出掛けた。

バイク屋さんへ向かう途中、貯水池へ寄ってみた。

三脚を立てた人がいる。冬になるとここで白鳥を見られるらしい。

駐車場でネコが日向ぼっこをしていた。耳に切り欠きがなく、毛並みはツヤツヤしている。警戒心が強くて、近づくと逃げてしまう。その警戒心を忘れずに強く生きてほしい。

バイク屋さんでオイル・フィルター交換を済ませて、お気に入りの「千曲ビューライン」を走る。山は紅葉が始まっている。来週は休みをとって。クルマで八ッ場ダムへ行ってみたい。

バイクに取り付けた温度計では、日陰になる峠道が一番低くて12℃。帰宅する13:00ごろは20℃まで上がっていた。20℃なら気持ちがいいが、12℃はさすがに厳しい。今年のバイク活動もあと1ヶ月ほどだろうか。

仕事の話

毎年恒例の負担の重い業務が終わる。一番キツイ作業はほぼ終わり、あとはプレスリリースやこまかい修正をするだけだ。「こまかい修正」がどれくらい手間がかかるの分からないが。

正直なところ、この業務に限界を感じている。自分の肉体的・精神的な限界。今年はとくに、「問題を抱える新入社員」を預かったことによる精神的負担が重かった。ああいうイレギュラーなことが、今後は起こらないとは言い切れない。

イレギュラーなことにも対応できるように、3割ほどの余裕を持ちながら業務を進めるのが理想なのだろう。とくにオレの立場では。今年は余裕ゼロどころじゃなく、寿命が縮むほどの精神的負担だった。

肉体的な負担も大きかった。毎日20時、21時までの残業。ほぼ毎週の休日出勤。2週間の連勤もあった。

自分にも原因がある。そういう苦労を、周りに感じさせないようにしている。少し離れたところからは順調に、苦もなく業務を進めているように見えるだろう。実際はそうではない。「オレにばっかり厄介な仕事押し付けやがって!」と思いながらやっている。

次年度は本気で負担軽減を考えなくては。

 

久しぶりのハンターカブ

2週間ぶりにハンターカブに乗った。仕事が休みなのも2週間ぶり。11月にしては暖かい。革のグローブ1枚でもまだイケる。グローブといえば革のグローブを購入した。

Amazonで1,880円。本来はキャンプなどのアウトドア用だ。バイク専用品の革製グローブなら10,000円はゆうに超える。専用品と比べておそらく着用感が悪いだろう。自分の場合はそこまでこだわりがない。というか専用品の着用感を知らない。

常にグリップを握って(指の関節が曲がっている状態で)使用するバイク用としては不向きかもしれない。関節部部分に圧迫感がある。これは使っているうちにどうにかなるだろう。もしくは、使う直前にミンクオイルを塗って革の伸びを早める対策をとるとか。

また、同時に温湿度計も購入した。バイクに乗っている時の気温を知りたかったのと、ハンターカブには時計機能がないため、時計として使いたかったからだ。時計がないと、休憩のタイミングがつかめない。

バイクに装着してみるとこんな感じ。

この装着の仕方だと、デジタル表示の文字が見にくい。最下部の時計表示に至ってはまったく見えない。

予想はしていたが直射日光を浴びると気温表示がグングン上がる。バイク用としては無理があったかもしれない。クルマ用として使おうかな。

§

3連休の中日。道路には県外ナンバーが目立った。また、昨日までの雨によって峠の路面には水が流れ出していて、ピカピカに磨いたバイクが汚れてゲンナリした。

問題を抱える新入社員のこと

この新入社員を預かって1ヶ月が経過した。入社してまだ半年だというのに、すでに社内から嫌われまくっている。抱えている問題のほか、余計なひと言が多いのだ。「オマエがそれ言える立場か?」的な。「自覚あんのか?」的な。無口ならいいのに、無駄に喋りたがる。

オレといっしょに面倒を見ていた同僚(サイコパス)は3週間ほどで「もうムリ」と言って相手にするのをやめた。また、いっしょに仕事をした別の同僚もたった半日で辟易としていた。オレ自身も何度イライラさせられたか分からない。

この新入社員の今後も不安だが、正式に配属される部門の人たちもそれ以上に心配だ。というか申し訳ない。

メンタルが大崩壊した

毎年恒例のキツイ業務の終盤。問題児の新入社員を押し付けられたこと。自分の業務を軽く扱われたと感じたこと。そして、来年はさらに負担が増える予感。様々なことが重なって、メンタルが壊れた。同僚に「もうこんな業務やりたくない」と泣き言を言い、わざわざこちらから偉い人に連絡して「もう無理っす。こんなキツイ業務、来年はやりたくないっす。」と泣きついた。子どもか。

そうは言ってもだ。現状、このキツイ業務を進められるのはオレしかいない(そもそもこの思い込みがダメなのかも)。来年こそ真剣に業務負担の軽減に取り組まないと本当に死んでしまう。上から言われる前にメンバー集めをして、自分の負担を減らさくては。

そうそう、偉い人に泣きついてもたぶんどうにもならない。彼らは何ごともなく無事に定年や引退を迎えることで頭がいっぱいだ。メンタル大崩壊の件は、自分で社長に報告する。

ハンターカブで冬を感じた

しばらく仕事を休むことができない。次に休めるのは11月3日(日)だ。メンタルがダダ下がり中だが、後悔しないためにハンターカブで出掛けた。

出発時の気温は12度。14度くらいまで上がったのを確認していたが、今日は完全に冬だった。今年は秋の期間が少なかった。夏が終わって秋らしくなってきたと思ったらすぐに冬になった。

いつものコンビニにて。今日はいつも会うネコチヤンがいない。まあそういう日もあるか。と思ったら店内にいて、ウワッとなった(店内の写真を掲載するのは自重した)。すぐに店員さんに追い立てられて店の外へ。まあ仕方ない。

日なたでまどろんだり、来店したキッズたちに撫でられたり。自由でいいね。長生きしてくれ。

サイコパスの同僚の話

仕事でいつもいっしょに行動するサイコパスの同僚。接待で訪れた店でお客さんから「すごくいい笑顔で話を聞いてくれて、フワッとした雰囲気がとても素敵で、ウチに来てほしいくらい」と、面と向かって言われててホエ〜となった。

また、一時的に預かっている新入社員からも異常なほどに懐かれている。昼休みには延々と続く(オレからすると)どうでもいい話を、イヤな顔ひとつせずに笑顔で聞いている。「LINEで繋がりたい」と言われるのも時間の問題だろう。

確かにこの同僚は好感度が恐ろしく高い。

相手の目をまっすぐ見て話を聞き、相づちのタイミングは完璧。相手に嬉しいことあればいっしょに喜び、困っていればいっしょに悩む。アイドルのような口の形で微笑み、ネガティブな話題には眉間にわずかなしわを寄せる。適度な感情がこもった声は耳心地がよく、共感してもらえているという満足感を与える。

コミュニケーションのテクニックの中でも、とくに傾聴力というのだろうか。それに長けている。相手はこの同僚に話を聞いてもらうことに喜びを感じる。次々と話してしまいたくなる。それは鍛錬ではなく、ナチュラルに身に着けた能力のようだ。

その一方で(略)

仕事の話

オレの離席中。製作途中のものに他人が手を加えるという事が起きた。なんの許可もなく。意図があってその仕上げにしていたのに、ごく普通のつまらない仕上げになっていた。

ショックと驚き、悲しみ。そして怒り。相手の代わりに、自分の感情を殺した。

どうして?しかない。とにかく疲れた。