カーポートの屋根を貼り替えた(と転職の報告)

本題の前にひとつ報告が。また転職した(また?)。前職は3年半の在籍期間。現職はすでに6年目だったりする。

地元の製造業の総務部に所属し、おもに

  • 自社製品のパンフレットなど印刷物の制作
  • 自社および関連会社のウェブサイトのメンテナンス
  • 社内イベントの企画・運営

という業務を担当している。

居心地は悪くない。というかとても居心地がよい。印刷物やウェブサイトはともかく、社内イベントは精神的にハード(自分で判断しなければならないことが多かったり、日程を遅らせることが不可能など)な業務だが、年齢を考えればそういうものなんだろう。また、イベントの企画・運営は自分の性格に合っているように感じる。

携わるイベントは期間が長かったり関わる業者が多かったりと、面倒で厄介なものが多いが、それゆえ上手くいったときの満足度は大きい。また、繰り返し発生するイベントでは新たなことを取り入れるように心がけ、参加者の反応を見るのも楽しい。

こんなことならもっと早くこの会社に転職すればよかったと思うが、そういうのはタイミングなんだろう。自分も会社も、タイミングがうまく合って今のこの状況があるんだと感じている。

さて本題。自宅のカーポート(設置されて25年)の屋根材の傷みが激しくなっていたので貼り替えることにした。

ご覧の通り、ポリカーボネート製の波板が紫外線や熱で劣化・変形してめくれ上がっている。さらに小さな穴も何箇所か空いており、雨漏りすることも。

年齢的にこういった作業がそろそろシンドくなってくるのと、真夏や真冬にやるのもイヤなので、このGW期間中に貼り替えを決意。既設の波板の寸法を測ると、市販品の9尺波板をそのまま使っていることが分かった。カーポートはごくごく一般的な既製品で、波板の寸法調整(とくに長さ方向)をせずに簡単に設置ができるタイプのものなのだろう。

ひとまず脚立に乗って既設の波板を外していく。波板を固定している鉄製のビスが錆びてボロボロになっていて、ドライバーで外せないものが多い。仕方なく樹脂製の座金をニッパーで破壊し、ビスをペンチで無理やり回して外すという手法をとった。雨や雪、直射日光によって鉄製ビスの錆びが進行するのは想像に難くない。この段階で、貼り替えでは錆びにくいステンレス製のビスを使うことに決定。

2時間以上かかって古い波板を撤去。雲ひとつない青空が眩しい。

ホームセンターで部材を調達。ひとまず木下地用の波板ビスを100個と、ステンレス製のコーススレッド、9尺のポリカ波板を9枚購入した。合計で3万円弱。

下の写真は取り外した波板用のビス。ポリカ製の座金とゴムワッシャ、金属下地用の鉄製ビスの3点で構成されている。これの新品を用意し、ビスのみをステンレス製コーススレッドに入れ替えて使用した。

ちなみにコーススレッドは本来、木材用であることは承知のうえ。コストでコーススレッドを選択した。

バッテリー式のインパクトドライバーを2つ用意し、ひとつを穴あけ用として、もうひとつをビスの打ち込み用として使う。古い波板の取り外しと違って、新しい波板の設置は電動工具が使えるので作業ペースが早い。

耐用年数が長そうなのでガラスネットの入ったポリカ波板を選んだが、あとから調べてこちらのほうが耐用年数が短いことが分かってガッカリ。普通のポリカが10年で、ガラスネット入りは5年。1枚あたりの価格はガラスネット入りのほうが高いのに。

貼り替え作業は順調に進んで、事故や怪我もせず8割方の固定が完了した。

今年2月に2台目のバイクを購入し、このカーポートの下で保管している。そんなこともあって屋根の雨漏りが気になっていたが、これであと数年は問題なくバイクを保管できるだろう。

また、カーポートの下に数年放置されていた不用品も廃棄した。この家に住み始めて15年くらい。こういったメンテナンスや片付けが必要な時期になっている。オレ自身も片付けられないように注意したい。