白樺湖・蓼科ふれあい牧場

ボートに乗る娘長野県の白樺湖に遊びに行ってきました。今日は昨日までのハッキリしない天気から一転、澄み渡るような青空で絶好のお出かけ日和です。白樺湖では白鳥のカタチをした遊覧船に乗る予定。娘のshuuは初めての遊覧船にどんな反応を示すのか?

って遊覧船運行してないのかよっ!!(三村ツッコミ)詳しいことは聞きませんでしたが、原油価格が上昇したのと乗船客があまりにも少ないのとで、運行しても大人500円の乗船料では黒字にならないのでしょう。せっかくコレ目当てでココまで来たってのに。そんなことでいいのか?

仕方がないので白鳥のカタチをした足漕ぎボートに乗ってみます。30分1800円。たたた高っ!遊覧船より高いのかよっ!!(三村ツッコミ)しかも娘のshuuはボートがつまらないのか「かえる〜」とか言い出すし。ええ、泣きながら15分でボートから降りましたとも。

さて、そろそろ腹も減ったしお昼ごはんにしようか、と観光センターの周りを探してみても…ロクな店がない。2歳児が喜びそうな、例えばお子様ランチみたいなメニューを置いてそうな店なんて皆無。どの店もそばやうどん、しょうが焼き定食みたいなラインナップばかり。

んじゃあ、ということで白樺湖ファミリーランドに行ってみることに。うわっ、なに、駐車場カネ取るんだ?しかも1時間300円?こんな田舎でアリエナス。それでも涙ながらに有料駐車場にクルマを停めてプラザ21という施設へ。

ココも1階のレストランは営業してなくて、2階は団体客向けのバイキング、他はそば屋というショボくれた構成。店員に尋ねたらホテルにもレストランがあるってハナシなので、今度はそっちへ行ってみることに。もちろん(?)コッチも全然ダメ。メニュー少なすぎ、っていうかまだフロア掃除機かけてんのかよっ!!

というわけで諦めてコンビニへ。トホホ、こんなトコまで来てコンビニですか。しかもこの辺りで一軒だけの貴重なローソンなので、すでにめぼしいモノはあらかた売り切れ。結局菓子パンとおにぎり、そぼろご飯弁当くらいしか買えませんでした。

さすがにその辺で食べるわけにはいかないので、蓼科ふれあい牧場を目指します。ココは冬の期間はスキー場に、それ以外の季節は植物園やウサギや馬とふれあえる観光牧場になってます。さらにゴンドラリフトで山頂まで行くことも可能。

到着するとさっそく観光牧場へ。shuuはウサギに夢中です。追いかけたりウサギ小屋を覗き込んだり。「shuu、ゴハンにしよう」と声をかけても「ダメッ!」と一蹴されます。30分ほどウサギと戯れたあとはゴンドラリフトに。実はコレ、私が乗りたかったんだけど。

ゴンドラ内ゴンドラは大人往復900円。でもその金額を払う価値はありました。とくに今日は天気がいいので景色がすごくキレイ。5分チョットで頂上に到着するんだけど、できればもっと乗っていたいくらいでした。ゴンドラリフトマジオススメ。

頂上に残ってる雪頂上ではベンチでshuuにお昼ゴハンを食べさせます。でもさすがに寒かった。雪とか残ってるくらいだからなー。温かいお茶とか上に羽織るものを一枚持ってくるんだった。

というわけで白樺湖は全然ダメだったけど、蓼科牧場のゴンドラリフトでプラマイゼロな感じのお出掛けとなりました。正直なハナシ、この先白樺湖にはトイレ休憩以外では寄らないだろうと思う。白樺湖には地方の観光地によくある"廃れ感"がプンプンしてました。動かない遊覧船とか潰れたレストランとか『え?お客?メンドクセーなー』っていう態度の従業員とか。

利用者が少ないから仕方ないのかもしれないけど、アレじゃ余計に人が寄り付かなくなりそうです。えーとなんつったっけ?負のスパイラル?このままではこんなことになりそう。

施設の利用者減る

コストに合わない施設は営業縮小・中止

観光客「うわ、ココなんにもねージャン!」(←今ココ)

お客が寄り付かなくて経営悪化

周辺の旅館や施設が次々と閉鎖・撤退

釣り人相手のボート小屋と自販機があるだけの人造湖

なんつっていろいろ書いたけど、こういう地方の観光地にはぜひとも頑張って欲しいと思ってます。現在の白樺湖は遠出のときの休憩ポイント、って感じなんだけど、地元のお客にも愛されるような場所になること期待しています。でもまー当分白樺湖には行かないだろうな。

今日のお出掛け写真一覧