モノフェローズの個人情報漏洩とGoogleカレンダーの公開設定

モノフェローズ個人情報の取り扱いについて (2008/06/03)

上のリンク先にある「モノフェローズ及びその候補者15名」の中に、実は私も含まれており、この件についてWillVii株式会社の代表取締役社長である塚崎秀雄氏から私のケータイに連絡をいただきました。

代表自らが直接報告をするという企業姿勢も含めて、当事者として納得の行く対応をしていただけたと思ってます。

ところで、Googleカレンダーには「共有」のほかに「公開」の設定があり、これを公開にしてしまうとGoogleカレンダーユーザーなら誰でもそのカレンダーにアクセスすることができます。カレンダーの公開にはメリットもありますが、誤った設定により個人情報などの企業にとって重要な機密が漏洩することがあります。

このような事故は、とくにGoogleカレンダーが英語版だった時代に多くありました。その後、カレンダーを公開する場合にはアラートが表示されるなどの対策がされています。ですがまさに今、さらっと検索してみただけでも明らかに誤って公開されているカレンダーが存在しています。

便利なツールが無料で使えるのは嬉しいことですが、使い方を誤まった場合、とくに顧客から信頼されて個人情報を預かる企業にとっては命取りとなります。皆さんもGoogleカレンダーの公開設定は慎重に。

また、このエントリーを見た方は、すぐに自分のカレンダーの公開設定を確認してみましょう。意外と「試しに公開してみて、その設定のまま使っている」というケースなどもあるかもしれません。