夕食どきのひとコマ

反抗期真っ盛りの娘のshuu。夕飯前にヤクルトを飲みたいと訴えます。でもshuuはその前にもココアを飲んだばかり。私は「マンマ食べたらヤクルト飲もうね」とshuuに取り合いませんでした。

やがてshuuは台所の床に寝っ転がって大声で泣き始めます。あー典型的な2歳児。あえて年齢を聞かなくても誰が見ても2歳児です。分かりやす過ぎてむしろ笑える。

そのうちに夕飯も出来上がりました。shuuにコンソメスープを差し出し、「shuu、これだけ食べてからヤクルト飲もうヨ!」と誘います。まだ大声で泣いているshuuはスープの器を叩き落そうとします。オッと!オマエの行動はもう読めてるからナ!ニヤリ。

泣きまくるshuuとナゼか笑顔(←実は泣いている人を見ると嬉しくなるサディスト)の私。お互いに一歩も引きません。「…今日はもうダメかな?」と諦めかけた私は「もういいよ、shuu。じゃあコレは片付けるからね。」とスープの器を下げようとしました。

するとメソメソしていたshuuがスープにすがり付こうとします。「もしや?」と思った私は、shuuにスプーンを持たせてみました。shuuは泣きながらもスープを口に運びます。オオ!我が子ながらエライ!!

そして顔を涙と鼻水とスープだらけにしながら、shuuは見事コンソメスープを食べきりました。エライエライ、よく頑張った!!頑張り屋さんのshuuに約束のヤクルトを渡してあげます。

ヤクルトを手に入れたshuuはいつにも増して大喜びでした。ヤクルトの容器に指を突っ込んで、私や奥さんにその指を「どーぞ!」と差し出してくれます。「この美味しいヤクルトをオマイラにも味あわせてやるヨ!」みたいな。

そのあとはいつもどおりゴキゲンなshuuでした。親バカ的な見方をすれば「成長したなー」ってことになるんだろうけど、実のところshuuは腹も減ってたし、コンソメスープもウマかったんだろーなー。たぶん。