短大の卒業式

私が非常勤講師として通っている短大で卒業式がありました。去年は上司が行ったので、私にとっては初めての卒業式。あ、この場合の「初めて」ってのは「初めて当事者としてではなく参列する」ってことね。

非常勤講師という身分なのでお情けで呼んでくれたのかと思いきや、しっかり来賓席に座らさせられてアセりました。こないだ買ったデジカメでパシャパシャやろうと思ってたのに、どうもそんな雰囲気ではなさそう。

式はお約束の君が代斉唱から。ウワ、歌詞ぜんぜん分かんねー。我ながら日本人失格だワ。「ほたるの光」の歌詞は式次第の裏に書いてあるけど、君が代もそうしておいて欲しかったナ。中国からの留学生も多いことだし。や、彼らが君が代を歌うかどうか分からないが。

メインイベントの卒業証書授与は、一人の学生が代表して証書を学長から受け取ります。その後学生一人一人の名前を読み上げ、呼ばれた学生は立ち上がって「ハイ」と返事をしてまた着席。普段学生と接することのない学部長のせいか、学生の名前を読み間違えたりしてて残念でした。

でも普段はズボンずり下げの男子学生が真新しいスーツを着てたり、オネェ系の女子学生がきれいな振袖を着ている姿はなんとも微笑ましく、また新鮮でした。同時に「あー自分もこの世代を見てこんなことを思うトシなのかー」なんてしみじみ思ったり。