帰省中の話 c/w ただそれだけで

しばらく前の話なんですが、奥さんの実家へ帰省しているあいだ、娘のshuuはスベスベした小石を誤って飲み込んでしまったそうで。奥さんの実家から戻る新幹線の中で聞きました。焦りまくった奥さんは周りから「タバコみたいに害のあるものでもないし、見た目ノドや気管に詰まっている感じでもなさそうだからそのうちに出てくるよ」と言われてやっと落ち着きを取り戻せたらしい。まーその言葉どおり3日後にウンチといっしょに無事(?)出てきたそうですが。

そういえば生まれて間もない頃、shuuは一度救急車に乗ったことがあります。ミルクのあとのゲップができなくて呼吸ができなくなってしまったらしい。幸いなことにお義母さんの機転で事なきを得ましたが、これもたぶん相当ヤバかったはず。一歩間違えれば脳に重大な障害が残ることも考えられます。さらにさかのぼると、予定日になっても生まれてこなかったんだよな、shuuは。生まれた直後は保育器の中にいたし。

そういう私も、これまでの人生の中で何度か危ない目に遭ったことがあります。交通事故、ヤクザに拉致、交通事故…ってロクでもないことばかりだナ。たぶんそれは私の奥さんも同じでしょう。あーそういえばshuuの出産のとき、偶然にも腫瘍を見つけることができたんだよなー。そのまま見つからなかったら絶対危なかった。誰でも一度くらい生命の危機を感じたことがあると思います。

そんなふうに考えると、こうやって家族3人で暮らすことができるのは奇跡的に幸せなことなのかもなー、なんて思いました。自分も、自分の大事な家族も生きている。ただそれだけで幸せ。エ?あー、ちょっとクサイですかね?でもまー、生きてればそのうちにどうにかなるんじゃないかな?っていう感じのメッセージです。今、ちょっと悩んじゃってる人へのメッセージ。

年とれば考え方が変わったりするからね。いい意味で適当に考えられるようになったり。焦らず焦らず。ゆっくりでいーんじゃないかなー。