ポータブルワンセグテレビ Panasonic ビエラ・ワンセグ SV-ME70をレビュー【音楽再生編】

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長くけわしい音楽再生への道

このビエラワンセグの二つ目の機能として、音楽再生があります。今日はその音楽再生機能のレビューです。

さっそくiTunesで作成したAACやMP3形式の音楽ファイルをSDカードにコピーして、ビエラワンセグのカードスロットに挿入します。が、電源を入れてMENUボタンで音楽モードに切り替えると、「再生できる音楽ファイルがありません。」という悲しいエラーメッセージが。

ここで初めて取扱説明書を読むと、なんとSDオーディオ形式のファイルしか再生できないとのこと。うーん、普段iTunesで音楽ライブラリを管理している人間にはキビシイなこりゃ。

というわけで製品付属のCDから、音楽管理ソフト「SD-Jukebox」をインストールします。iTunesに比べると単純で分かりやすい画面。
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これでやっと音楽が再生できる。と思ったら、ここからもうひと山ありました。

著作権保護機能対応」の罠

SD-Jukeboxのインストール後、USBのカードリーダーでSDカードをPCに接続しました。
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PCのDVDドライブには音楽CDをセットし、SD-Jukeboxで音楽ファイルを取り込む準備も整った。と思いきや、またしても「SDカードが認識されていません」というメッセージ。
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表示されるヘルプ画面を進んでいくと、どうやら著作権保護機能に対応したカードリーダーやSDカードが必要らしい。あー、そんなような言葉、昔聞いたことがあったっけなー。でも、このために著作権保護機能対応のカードリーダーやSDカードを揃えるのも面倒です。
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というわけで、ヘルプに従ってSDカードを挿入したビエラワンセグ
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USBケーブルでPCに接続してみます。おお、USBって表示されてる。
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そして音楽ファイルの取り込みに再度挑戦。が、またしてもエラーメッセージ。でもさっきとは違って、もうひといきな雰囲気です。
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というわけで設定画面からSDカードのフォーマットを実行。
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PCと同様、数秒でSDカードのフォーマットは完了しました。そしてビエラワンセグ本体に音楽を取り込み。
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そして無事に再生

アルバムCD1枚13曲にかかる転送時間は約5分。転送が完了し、PCからビエラワンセグを取り外して電源を入れると、おお、今度こそ音楽ファイルを認識してくれました。
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ディスプレイ右上の十字キーで、再生・停止、早送り、巻き戻しなどの操作が可能です。ちなみに取り込んだのはザ・ストリート・スライダーズのライブアルバム。30代丸出しですね。
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しばらく本体の操作をしない場合は、音楽が再生されている状態でディスプレイの電源が落ちます。省電力機能ですね。
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肝心の音質は、スピーカーが小さいこともあり低音が物足りない印象です。ケータイのスピーカーに比べると少しは良いという感じ。とはいえ、音が反響しやすい浴室では、このくらいの音質のほうが聴きやすいかも知れません。細かい調整はできないものの、サウンドの設定でクリア・フラット・ボーカルの3種類から音質を選ぶことが可能です。

というわけで、あえて取扱説明書をろくに読まずに音楽再生を試してみましたが、まあどうにかなりました。最初から取説をよく読んでいれば苦労はしなかったと思うんですが…。

残念な点はやはり再生できる音楽フォーマットが限られている点。お風呂で音楽を聴くようなユーザーなら、当然iTunesも相当使い込んでいるはず。そのライブラリを活用できないのは明らかにマイナスポイントでしょう。

次回は写真のスライドショー機能を紹介します。

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