ポータブルワンセグテレビ Panasonic ビエラ・ワンセグ SV-ME70をレビュー【基本編】

このレビューは家電・PC・携帯・ゲームレビュー・クチコミサイト「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。(詳細は末尾で)

はじめに

綾瀬はるかの「お風呂テレビ」でおなじみ、ビエラワンセグの製品レビューです。ビエラワンセグの主な機能は3つ。

  • ワンセグ放送の視聴
  • SDカードに記録された音楽ファイルの再生
  • デジカメ写真などのスライドショー

メインであるワンセグ視聴機能は最近のケータイにも搭載されていますが、ケータイに比べて画面の大きなビエラワンセグでは、その映像をよりリラックスした状態で楽しむことができます。

音楽ファイルはPCやDVDレコーダー、SDステレオシステムで作成したファイルを再生可能。画像のスライドショーは、デジカメなどで撮影したJPEG形式の画像を、スライドショーで再生するというものです。

このビエラワンセグの大きな特徴としては、防水性を備えているため、上で挙げた機能をそのままお風呂でも楽しめるということです。これは便利。実は私もひとりでお風呂に入るときは、ボックス型の防水スピーカーにiPodを入れて音楽を楽しんでいます。こういう場面でないと音楽をじっくり楽しむなんてことできないという人、意外と多いんじゃないでしょうか。

写真で見るビエラワンセグ

では、製品の各部を写真でご紹介します。

まずは正面。画面サイズは横480×縦272ドット。右上にあるのは十字キーで、チャンネルの変更やメニュー操作で使用します。
画像 004

背面。上にあるのはアンテナで、伸び縮みはしないものの、角度の調整が可能。写真のようにスタンドを起こすことで、写真立てのように本体を立てることができます。
画像 005

本体の上には左から電源ボタン、音量ボタン、チャンネルボタン、モードボタン、メニューボタン、戻るボタンなどが配置されています。
画像 007

本体右側にはSDカードスロットを搭載。対応メディアはSDメモリーカードが8MBから2GBまで、SDHCメモリーカードは4GBは32GBまでです。
画像 011

左側にはヘッドフォン端子、USB端子、屋内アンテナ(別売)端子が。防水性を高めるため、各端子のふたにはパッキンが装備されています
画像 012

本体のスタンドを起こすと、バッテリーのふたをロックするためのダイヤルがあります。バッテリーは交換することも可能。
画像 013

バッテリーのふたをあけるとケータイ用に似たバッテリーが。やはり防水用パッキンで水を侵入を防ぐ構造になっています。
画像 015

ワンセグ視聴機能を試す

それでは電源を入れてみましょう。購入したばかりの状態ではバッテリーが充電されていないので、付属のアダプターをUSB端子に接続して電源を入れることになります。まずはチャンネル設定で自分が住んでいる地域の放送局を設定します。このあたりの操作は画面の表示に従うだけなので、迷うことはありません。

さて、なんの問題もなくあっさりワンセグを受信しました。
画像 016

ところで、ワンセグ放送は最大で横320ドット×縦240ドットの映像を受信・表示します。上でも書いたようにこのビエラワンセグの画面サイズは横480×縦272ドットなので、元のデータを引き伸ばして表示する「ノーマル」の画面サイズでは、若干ブロックノイズが目立つ印象です。

受信状態が悪い場合などは、[MENU]→[その他の機能へ]→[テレビの設定]→[画面サイズ]で「スモール」を選択するとよいでしょう。
画像 019

これらの操作は、本体上部のボタンや画面右上にある十字キーで簡単に行なうことが可能です。
画像 020

データ放送サービスには対応していないものの、字幕を表示することができます。本体のスピーカーから音を出せない環境、たとえば電車内などではとても便利。
画像 021

音声といえば、ビエラワンセグ本体のステレオスピーカーは意外にもクリアな音質であることに驚かされました。これはワンセグ視聴だけではなく、SDカードに保存された音楽を楽しむことを前提としているためだと思われます。ワンセグ視聴の場合、音質は「スタンダード」、「ミュージック」、「ニュース」の3種類から選ぶことができます。さらに「スピーカーの音場設定」という項目もあり、ここでは反響音を抑えたり、小さな声を聴きやすくすることも可能です。このあたりの設定はお風呂でワンセグを見る場合に効果がありそうです。

以上がビエラワンセグのメイン機能であるワンセグ視聴の紹介です。フレームレートは地上アナログ波の半分、また小さな映像のサイズを引き伸ばしているということもあり、画質に関して多少の不満はあるものの、音質がとてもよいため、実はそれほど気になりません。

これは「テレビの音声をBGMにしてPCでインターネットをし、気になる話題のときだけテレビ画面に注目する」という、現代人のスタイルにはフィットするかもしれません。また、通常のテレビに比べて本体サイズが小さく価格も安い点は、狭いアパートで一人暮らしする方にオススメできるポイントです。電気店に安価なブラウン管テレビが置かれることがなくなった今、まさにこのタイミングでテレビを購入するなら、こういう製品を選択するのもひとつの手だと思います。

次回は音楽再生機能を試します。

こちらもご覧ください!

楽天市場でポータブルワンセグテレビを探す!!

このレビューはWillVii株式会社運営の国内最大級家電・PC・携帯・ゲームレビュー・クチコミサイト「みんぽす」から、「モノフェローズ」として...

  • 商品を無償でお借りして、レビューを掲載しています!
  • ブロガーへの報酬、指示は一切ないので、完全に中立なレビューです!

「モノフェローズ」サービスに興味のある方はこちら