ハンターカブで野辺山ツーリング

こないだハンターカブで行った野辺山。

saito-kazuo.hatenadiary.org

このときの涼しさ、気持ちよさが忘れられず、今日も野辺山を目指した。

野辺山の気温は22℃くらいか。薄手のウインドブレーカーでちょうどよい。時刻は8:00。このまま国道141号線を南下することにした。通称「清里ライン」と名付けられたこの道は、適度な斜度でハンターカブで走るのが楽しい。

141号線を下っていくと、ところどころで富士山を見ることができる。今日は雲で頭がちょっと見えるくらいだが、普段は富士山なんて見えない地域に住んでる勢なので、これだけでもテンションが上がりまくる。

韮崎の広域農道をすっ飛ばしていると気温が上がってきた。甲府あたりまで足を伸ばそうかと思ったが、今日も危険な暑さになりそうなので引き返す。

清里ライン(誰もそう呼んでないと思うが)をアクセル全開で登っていく。全開といっても125ccなので平和なものだ。乗用車に追い越されたりもする。絶妙な位置にある登坂車線がありがたい。

大きなバイクにも小さなバイクにも乗ってきたが、いまのオレにはハンターカブがちょうどよい。バイクが映り込んだ風景写真を撮るのが好きなので、ピンと来る景色があればすぐにバイクを止めたり、ときには引き返したり。

グロムほどスルスル速度が上がるわけではないが、速度の上がり方に味がある。カブの乗り味はよく「トコトコ」と表現される。確かにそんな感じ。幅の広いハンドルのおかげで、ヒラヒラと曲がれる。

排気音と、エンジンのメカノイズも独特だ。当たり前だが、郵便配達や新聞配達のカブとまったく同じ。発進時、自動遠心クラッチが繋がるときのトゥルルルという音が和む。自動遠心クラッチの機構と、「カブ」という愛らしいネーミングを考えた人は天才だと思う。

久しぶりに、中部横断自動車道八千穂高原 I.C - 佐久臼田I.C間の裏道を走ってみた。7kmほどの、たぶん広域農道。交通量はほぼゼロ。最高速アタックができそうな道だ。オレはしないけど。

今日の走行距離は174km。夏季休暇も残すところ1日。楽しかったな。