短大で採点をしてきた

プロフィールにも書いてあるとおり(Profile)、週に一度非常勤講師として短大へ通っています。私が担当しているのはMacromedia Flashを使った基礎的なコンテンツを制作する授業。今日はその授業の採点をしてきました。私の授業には試験というものがないので

  • 課題の提出状況(前期・後期)
  • 課題の完成度
  • 授業への出席率
  • 授業態度

の4項目を判断材料として評定を付けます。

評定は上から「優」「良」「可」「不可」「欠席」の5段階。下の二つの評定が付くと、残念ながら単位不認定となります。私の場合は課題の提出状況を重視していて、前期・後期の課題が提出されていれば基本的には「可」。どちらか一方でも課題が提出されていない場合は問答無用で「不可」です。

あとは出席率や授業態度、課題の作品としての完成度で「良」や「優」の評定になったりします。試験がないので「欠席」の評定はありません。

さて、今年は学生の人数が多くて競争心がうまく作用したのか、とくに後期には完成度の高い作品が多かったように思えます。私が教えていないテクニックを使って作品を作った学生もいました。ちょっと感動。

後期の課題として学生たちにFlashで個人サイトを作らせたんですが、学生一人一人の個性なんかが見えて、われながらよい課題だったと思いました。これ、来年度は前期に作らせてみよう。もちろん教える私も大変なんだけど。

ただ、あの世代に著作権のことを理解させるのは難しいなー、とあらためて思いました。学生全員の作品をネットに公開できるようになるのはまだまだ先になりそうです。