母と娘と私の3人で散歩

今日も奥さんが仕事のため、私と娘のshuuは暇つぶしに実家へ。本来は公園で食べるために作ってもらった弁当を実家の居間で食べたあと、母が散歩がてら郵便局へ行くというので、私とshuuも付いていくことにしました。

普段は目的地に着くまで抱っこをねだるshuuですが、今日は母のあとを追いかけて必死に歩きます。郵便局の用事を済ませるとそのまま近くの小学校へ。ここは子どもの頃の私が通っていた小学校。卒業して20年以上経ちますが、このごろはshuuと一緒にこの小学校へ遊びに来ることがよくあります。

校庭の端っこをあの教室は何だっけ?とか、今はほとんどの学年が3クラス(私が小学生の頃は4クラス)だとか、母とそんな話をしながら歩きます。自分の母親と散歩するなんて何十年ぶりだろう?しかも今日はさらに下の世代もいるし。

shuuと二人で来るときには遊ぶのに夢中ですが、今日はいろんなものを見る余裕があります。例えばドッジボールのコートを示す細いロープや、ブランコのそばの斜面に見えている土管など。私が子どもの頃にもあったのを覚えています。

でも両手でぶら下がってクルクル回る遊具は、その柱だけが残されていました。過去に子どもが遊具で怪我をしちゃう事件があったけど、たぶんあのときに撤去されたのかもしれないな。そういえば最近の公園には、激しく動く遊具がブランコ以外には見当たらない。

渡り廊下から校舎のほぼ中央にある中庭を覗いてみます。あーなんだか荒れてるなー。花壇の面積もずいぶん減ったように見えるし。今じゃもうそんな余裕ないのかもなー。

次に私が一番好きだった図工室を窓から覗いてみました。うわっ、ベニヤ板と角材で作った椅子、これまだ使ってるのかー。ビックリしたのと同時になんか感動。小学生の私は1週間に2時間連続(だったかな?)である図工の時間が死ぬほど好きだったな。毎日、毎時間図工の授業だったらいいのに、とか思ってたっけ。

あとはやはり私が通っていた頃からある色鮮やかな壁の絵や、雪が降った日にランドセルでソリ遊びをした非常階段など、shuuと手をつないでそんなものを眺めているとなんだか妙な気分になるのでした。

この校舎はそれほど古くないからしばらく取り壊されることもないだろうけど、いざ取り壊されることになったらやっぱり淋しいのかもしれないなー、などと普段は思わないようなことも思ってみたり。そんなよく晴れた休日の昼下がりでした。たまにはこんなのも悪くない。