3ヶ月遅れの自己紹介

プロフィールにも書いてありますが、週に一度、短大へ非常勤講師として通っています。私が担当しているのはマクロメディア Flashを用いて、パソコンでムービーを作る授業。

今日は開始から1時間ほどで前期分の授業が終わってしまい、残りの30分なにしようかなー、という状態。とくに準備もしていなかったので、今さらながらみんなで自己紹介をし合うことにしました。

まずは私から。氏名・年齢・出身や現在の仕事の話など、5分ほど自分の話をします。そのあと名簿の順番で学生たちに自己紹介をしてもらいました。自己紹介といっても私のほうから「出身は?」とか「ひとり暮らし?」などと尋ね、その答えに対して私が頼まれてもいないコメントをするという進行。なんだかエラそうだな自分。タモさんか。

でもこれが意外とイイ感じ。私と学生たち、またこの授業でしか会うことのない学生同士で、そろそろお互いのことがなんとなく分かり始め、そういうタイミングで「○○高校出身だった」とか「○○に住んでる」みたいことを知ると「あーそーだったんだー!」っていうちょっとした驚きがあるというか。

これが一番最初の授業のときだったら、ここまでの驚きはなかったのかも。3ヶ月目の自己紹介だからこそある驚き。これは使える【謎】

それから、この非常勤講師という仕事もすでに5年目くらいなんだけど、最近になってやっと自分のペースがつかめてきました。最初の頃はいろんな意味でキチッとしてたのが、この頃はイイ意味で肩の力抜きまくり。自分自身でも授業が楽しみになってきました。

この短大の性格上、私の授業は学生たちにはそれほど必要がないかもしれない。ウェブ制作会社にでも就職しない限り、Flashなんて覚える必要ないわけだしね。もしかしたら学生たちにしてみれば「息抜き」的な授業なのかも。

それでもこの授業を通して、何か役に立つことを知ったり、大切な何か(大切なひと)を作ったり、彼ら学生たちのとっての「何か」のキッカケになればよいなあ、なんて思っています。あとは「ものを作ることの楽しさ」も知って欲しいなー、とも。