善光寺〜長野市少年科学センター〜長野市城山動物園

大型連休の長野県はどの観光地も混雑します。常識的な長野県民なら、連休中の遠出なんてしません。でもテレビで渋滞している高速道路を見ると、なぜだかうらやましくなってしまうもの。というわけで、たまにはそういう混雑を味わおうと高速道路を利用して善光寺まで行ってきました。

クルマは長野駅地下のコインパーキングに停めて、駅から善光寺までは巡回バスで。

テクテク歩いて仁王門をくぐって。

むこうに見えるのは山門。快晴とまではいかないけれど、まずまずの天気でにぎやかな参道です。

そして本堂に到着。ここでshuuがお戒壇巡りをしたいというので、大人とこども、それぞれの入場券を買います。

戒壇巡りというのは善光寺のウェブサイトより引用すると

内々陣の奥、右側を進むとお戒壇巡りの入口があります。お戒壇巡りとは、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる「極楽の錠前」に触れることで、錠前の真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です。入口には、タイ国王より贈られた仏舎利(お釈迦様の御遺骨)とお釈迦様の像が御安置されています。

というもの。簡単に言うと、真っ暗な迷路のとちゅうにある金属製のガチャガチャしたものに触れるとちょっとした土産話ができる、という感じです。

さてこのお戒壇巡り、ありえないくらいに人が並んでいることに、券を買ってから気がつきました。並んでる列それ自体がちょっとした迷路だね!くらいに。職員の方からは「1時間半くらいかかると思うけど、お子さん大丈夫?」なんて言われました。まあshuuが我慢できなくなったら諦めればいいか、と並んでみます。

ディズニーランドのアトラクションとどっちが長く待つか、くらいに並びましたが(ほんとはディズニーランドなんて15年以上行ってません)、どうにかお戒壇巡りの入り口まで到着。すごい人の数なので地下道でさえも行列になっています。あまりの混雑ぶりに暗闇を怖がる余裕すらなく、ゆっくりゆっくり進んでいくとガチャガチャと音がして「ああ、あれが例の極楽の錠前だな」と分かるほどでした。

戒壇巡りを済ませるときっちり1時間半が経過。参道の蕎麦屋であまり美味しくない蕎麦を食べて、徒歩で少年科学センターを目指します。

途中の城山公園で遊んだりします。善光寺から少年科学センターまでは徒歩で20分くらい。けっこう遠いです。

久しぶりに少年科学センターに来たshuuですが、初めてここを訪れたころに比べると、なんだか物足りない様子でした。「あれ?昔はあんなに楽しかったのに…」みたいなちょっと残念な感じというか。私も子どもの頃、同じようなことを感じた記憶があります。同じ場所でも、成長すると感じ方が違ってくるんだよな。

というわけで30分も遊ばずに少年科学センターを出て、今度はすぐとなりの城山動物園へ。ここで乗り物に乗ったり、

怖がりながらハムスターを抱っこしたり

ペンギン園長と記念写真を撮ったりして遊びます。

おやつを食べたらまた徒歩でバス停を目指しました。やっぱり途中の城山公園で遊びつつ。

バスを降りて地下のコインパーキングへ。帰りの高速道路でも渋滞にハマることなく帰ってくることができました。長女のshuuについては、そろそろ新しいお出かけ場所を開拓する必要がありそうです。父親と一緒に出かけてくれるのなんて、あと数年のことかもしれませんが。