望月少年自然の家「親子で楽しむ夏山キャンプ」に参加 - 2日目

キャンプ2日目です。朝は6時10分起床。顔を洗ったり身支度を整えて、宿泊室やグループごとに施設の清掃をします。

掃除が終わると食堂で朝食。

朝食のあとは2時間ほど、2グループずつに分かれてネイチャーゲームを体験します。自然を利用したり、グループで楽しめる内容です。

ネイチャーゲームの合間に、地元のアイスクリームでおやつ。

終わりの会をして午前11時30分に解散です。参加者同士で記念写真を撮ったりしていて、この2日間のキャンプがよいものだったことを感じさせます。まだ帰りたくないと泣き叫んでいる小さな子もいました。

さて、2日間のキャンプのまとめです。来年以降、このキャンプに参加しようと思っている方は参考にしてみてください。

服装について

日中の気温は、佐久市内の平地とそれほど変わりませんでした。たぶん2度か3度低いくらい。よく晴れた1日目は半袖Tシャツ、うす曇りの2日目はTシャツの上に一枚シャツを羽織っている人が多かったと思います。

ただし、足場の悪い山の中を歩いたり、野外炊飯で火を使うことを考えると、短パンは避けたほうがよいでしょう。

キャンプファイヤーを行なう夜6時過ぎには気温がぐっと下がります。ウインドブレーカーや長袖シャツをお忘れなく。

参加する子どもの年齢について

「親子で楽しむ」というタイトルのとおり、このキャンプには子どもがたくさん参加します。ちなみに、今回のキャンプでは保育園・幼稚園の年長児が多かったように思います。そのほか下は2歳くらいから、上は中学生もいたかもしれません。

自宅以外でのお泊りができるようになり、おねしょの心配もなくなり、初めてのキャンプを体験させるには、5歳から6歳くらいがちょうどいいかもしれません。グループごとに分かれて共同作業すると、とくに子ども同士はすぐに仲良くなります。

長女のshuuは同じグループに参加していた2人の女の子と仲良くなり、常に行動をともにしていました。

野外炊飯について

1日目の夕飯は野外でのカレー作りと飯ごう炊飯でした。ルーはバーモントカレーなので、未就学児でも問題ないでしょう。材料も全てそろっていますし、調理器具も貸し出されます。ただ、飯ごう炊飯についての詳しい説明はされないので、飯ごうを使ったお米の炊き方は事前に頭に入れておくとよいと思います。

夕飯は暗くなるまでに食べ終わっている必要があります。仲間同士のバーベキュー気分だと、あっという間に時間が過ぎてしまいます。なのでグループ内の大人で

  • お米を研ぐ人
  • 野菜を切る人
  • バーベキュー炉の火を大きくする人

を決めて、手際よくとりかかる必要があります。子どもには野菜を切ったり、火をおこす手伝いをさせるとよいと思います。

睡眠について

1日目の活動で疲れていたにもかかわらず、私は宿泊室の芳香剤の匂いが気になって、なかなか寝付くことができませんでした。また、ほかにも慣れない場所のために眠れないという人がいたかもしれません。

宿泊室のベッドにはそれぞれ蛍光灯があるので、最初から眠らないつもりで文庫本の1冊でも持っていけばよかったと思いました。多少疲れが残るかもしれませんが、2日目も居眠りする余裕などありません。

2段ベッドを楽しみにしていたshuuも、実際には一人で眠ることができず

  1. 私のベッドに来る
  2. shuuが寝返りをうつたびに私が目を覚ます
  3. 私がもう一つのベッドへ移動する
  4. 目を覚ましたshuuが私のベッドへ来る

ということを繰り返していました。

教育参加の大学生について

今回のキャンプには、信州大学教育学部の学生が実習の一環として参加していました。1グループに2人から3人ほどでしたが、教育関係者を目指すだけあって、子どもとのコミュケーションに長けていて、子どもにとっては彼らとの触れ合いも楽しみのひとつだったように思います。

また、キャンプ中のひとつひとつの活動を盛り上げてくれて、彼らがいなかったらこのキャンプも物足りないものになっていたかもしれないと思うほどです。彼らには本当に感謝しています。おかげにとても楽しいキャンプになりました。

持参するものについて

樹脂製の器

ほとんどのものは自然の家で貸し出してくれるので、キャンプ用品など特別なものを持参する必要はありません。ただ、野外炊飯のときに使う樹脂製の器があるとよいでしょう。陶器のお皿は落として割れる心配があるし、紙皿はカレーを盛り付けるのは不向き。

樹脂製の器のセットはスポーツ用品店などで買うことができます。我が家はセットを2つ買いましたが、1セットに大小の器が3つくらい入っているので、2人での参加なら1セットで十分だったと思います。

うちわ

野外炊飯で薪を燃やすときにうちわがあると便利です。慣れないうちは薪を入れすぎて逆に火を小さくしてしまったりしがち。そんなときにうちわで火種をあおいでやると火の勢いが戻ります。

スリッパ

募集要項には室内用の上履きを持参してくるように書かれていますが、2日間通して天気がよさそうな場合は、スリッパでよいと思います。自然の家にも外来者用のスリッパがあるものの、結構痛んでいて履きづらいです。

天候によっては体育館での活動が増えるので、室内用の運動しやすい靴がよいと思います。

shuuも生まれて初めての野外炊飯キャンプファイヤーを心から楽しんでいたようです。天候にも恵まれ、夏のよい思い出になりました。この親子キャンプは毎年行なわれているので、来年もshuuと二人で参加しようと思います。それでは、施設の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。

長野県望月少年自然の家
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TEL: 0267-54-2405
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