トヨタ サクシードワゴン購入

平成18年式のサクシードワゴンを買いました。色はシルバーメタリック、グレードは「TX“G パッケージ”」、走行距離は19,000km弱です。外装・内装・機関ともにとても程度がよく、長く乗れそうなクルマです。というか、お金もないので長く乗らないと。

ところでこのクルマはgoo-netという中古車検索サイトで見つけた、もともとは東京の中古車店にあったものです。本来であれば一度くらいはお店に足を運んで現車を確認したいところですが、お店がディーラー系で信頼できたこと、東京まで行くのが面倒なこと、行ったところで車検がないので走行はできないことなどから、結局一度も現車を見ることなく納車となりました。

とはいっても担当の営業の方とは何度も電話やメールでやりとりをして、支払うお金に見合うクルマであることを納得したうえで契約しました。納車から3日ほど乗ってみましたが、満足できる買い物だったと思っています。

このサクシードというクルマについて、私は以前から「素材」としての魅力を感じていました。乗る人の個性にクルマが対応してくれそうな柔軟性というか。私の場合、奥さんや子どもたちの里帰り中に「男の一人旅」をしたいと思っていて、その旅で車中泊をするために買いました。行き先は新潟あたり、夜はきときと寿司で夕飯、適当な温泉施設で風呂に入り、道の駅あたりにクルマを停めて荷室の布団で眠る、みたいな。

なんて妄想はさておき、簡単にクルマの感想などを。

運転した感じは「大きな軽ワゴン」と表現するのがピッタリ当てはまると思います。チープな内装とイマイチな静粛性、硬い足回りに段差でよじれるボディ。ダッシュボードの10cmスピーカーからは音楽のようななにかが聞こえてくる、的な。

悪いところばかりじゃあれなので気に入っているところも。まずエンジンがいいです。出足もシュッとしてるし、たぶん燃費もそこそこ。エアコンを使っていても加速が鈍る感じはありません。それとシートがすごくいい。座面は高めでいかにも商用バン的ですが、意外にも体がスッポリ収まります。

あとはなんといっても荷室の広さ。後部座席の座面を起こして背もたれを倒すと、奥行き1.6m以上の広大がスペースが生まれます。もちろんフルフラット。ひざを曲げる必要はあるものの、ふだん横向きで寝ている私なら快適に眠れることでしょう。

というわけで、このクルマでたくさんの思い出を作ろうと思います。