通勤用自転車としてCannondale(キャノンデール) TRAIL 6 購入


はじめに

このたびの東日本大震災で被災された方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

実は私の奥さんの実家が岩手県洋野町にあり、隣接する久慈市や、すぐ近くの八戸市の被害をテレビで見ながら連絡の取れない親族のことを心配していました。幸いなことに洋野町では地震での死者は報告されませんでしたが、ほとんどの港が壊滅的なダメージを受けました。洋野町水産業の町。港だけでなく養殖場なども被害を受けていて、他の被災地同様、これからどうすればよいのかと不安です。

被災地が復興していくのはもちろんですが、避難されている方たちは今も不安な状況が続いていると思います。まずは被災された方たちの生活が一刻も早く安定して、ゆっくりとでいいので心に平安が訪れることを願います。焦らずに、ゆっくりと。

自転車について

地震の数日後、私が住む長野県佐久市でも燃料を手に入れにくい状況が2週間ほど続きました。通勤や買い物でクルマを利用する私にとって、ガソリンが入れられない状態は精神的にキツく、考えた末に自転車通勤をすることにしたというわけです。クルマに頼っている今の生活を見直そうと。

それともう一つ。もうすぐ2歳になる次女のsakuraのこと。生まれて以来、苦労に感じたことはそれほどないでのですが、sakuraの遊びたい盛りはしばらく続きます。長女のshuuと同じように、週末はいつも子どもの相手という状況が、少なくともsakuraが小学校に入学するまでは続くでしょう。ならば、通勤で自転車に乗ったらいいんじゃないだろうか、という思いつきです。

ただし、数年前に購入したクロスバイクを通勤に使うのにはパンクの心配が付きまといます。チューブやパッチ、空気入れを常に持ち歩いたり、通勤途中でパンクした場合、自分でパンク修理するのは私の性格的に無理。それならばタイヤの太いMTBを通勤用自転車として購入しようということになったわけです。

  • 予算は5万円から6万円。エントリークラスのMTB
  • 突然の雨でも路面のドロ水が跳ねにくいブロックパターンのタイヤを装着
  • フレーム以外の、クランクやリムなどのパーツが黒塗り。これは私の好みで
  • 自宅の近くにあるGreen Laboratoryさんで購入できること。KONAやルイガノ、Cannondaleなどの自転車メーカー

を条件で選んだのが、Cannondale TRAIL 6(メーカーサイトへ)。カラーはFresh Mango(フレッシュ・マンゴー)というネーミングの黄色にしました。メーカーへの取り寄せをお願いしてからあっという間に納車準備完了の連絡をいただけて、Green Laboratoryさんには本当に感謝です。

納車直前に、自分で取り寄せたチェーンステーガードを装着させてもらいました。自転車のキズを極度に嫌う神経質なA型です。

黒いチェーンリングとクランク。見た目が締まります。

ホイールのリムも黒。なぜ黒いリムが好きなのかというと、タイヤが実際よりも太く見えるからという、なんとも素人臭い理由です。

薄いシートですが、どっしり座って走ることが少ないのでこれで問題ありません。

このペダルは変更したいパーツのひとつ。樹脂製のフラットペダルを考えています。

見た目が好きなライズアップハンドル。通勤用としては幅が広いのでカットする予定です。

ブレーキは機械式(ワイヤー式)ディスク。油圧式と比べて効きが甘いとの話もありますが、Vブレーキと比べても遜色ない制動力でした。

こちらはフロントブレーキ。

タイヤは前後ともにKENDAのSMALL BLOCK 8。転がり抵抗が少なく、クロスバイク用と比べて排水性が高いので、通勤MTB用としてはいいタイヤだと思います。

フロントサス装着の自転車は初めてです。納車後に少し乗っただけでも動きの良さに感動しました。段差を乗り越える際にフロントを浮かせなくてもオッケー。

2011モデルから採用されたCannondaleの新フレーム。シートステーとチェーンステーの途中が薄くなっていて、ここで衝撃を吸収するとのこと。

シフトレバーはブレーキレバーとは別体です。

ブレーキレバーももう少し質感のよいものに変更したいところ。

Cannondaleという溶接部分の美しさが特徴ですが、それはエントリークラスのバイクにも共通です。

こちらはヘッド側の溶接部分。モコモコした溶接跡がありません。

フレームと接する部分のアウターワイヤーには、JAGWIREのプロテクターが付けられていました。ワイヤーがこすれることに由来するフレームのキズ防止の役目があります。これ、Green Laboratoryさんのサービスかな?

もう一つGreen Laboratoryさんのサービス。現在は台湾で生産されているCannondaleのバイクには、「HANDMADE IN USA」の表記がありません。それが物足りないとTwitterで呟いたところ、私のためにオリジナルステッカーを用意してくれていました。そのひとつが「Handjob in OOSAWA」。Green Laboratoryさんのある「(佐久市)大沢で組まれた」ことを表しています。

こちらは「Blowjob in OOSAWA」。「(佐久市)大沢の空気を吹き込んだ」ことを意味します。シャレが分かる健康的な男子のみ笑ってください。

と、相変わらず自分が買ったものに関しては大絶賛ですが、今回もいい買い物ができたと思います。通勤用自転車としてのMTBというと重量が気になるところですが、クロスバイクと比べて重いと感じることはなく、逆にボトムブラケットやハブなど摺動面の抵抗の少なさのせいか、走りは軽いです。

最後に、この自転車を購入したGreen Laboratoryは佐久市大沢、国道141号線沿いにあります。自転車購入をお考えの方はぜひぜひ。

Green Laboratory(グリーンラボラトリー)
http://www.greenlaboratory.co.jp/
〒385-0045 長野県佐久市大沢43−1イヅミビル
0267-63-8132 | 0267-63-8133
info@greenlaboratory.co.jp
営業時間:11:00〜20:00
定休日:水曜日