マウンテンバイクのエンドキャップを自作

新年明けましておめでとうございます。今年も風待ち日記をよろしくお願いします。

さて、年末に愛車Cannondale TRAIL 6 のグリップを交換しました。購入以来、純正グリップのまま乗っていたのですが、暑い日にグリップがヌルヌルと回転するようになってしまったのです。で、いつもの近所のショップへフラフラ行くと、段ボール箱にセール品のオープンエンドグリップが。500円でエンドキャップ付き。買わないわけにはいきません。

さっそくグリップを交換して「ひゃー、やっぱツバ付きのグリップはイカしてるなー」などと悦に浸ります。

そして付属のエンドキャップを装着しようとすると、コレがまったく入らない。どうやらエンドキャップに比べてハンドルバーの内径が細すぎるようです。

エンドキャップを細くしようとカッターやヤスリで削ってみましたが、ハンドルバーにエンドキャップを全て納めるためには3年くらいかかりそう。このエンドキャップを使うのは諦めることにしました。

とりあえずシェイクダウンがてら長女とサイクリングに出かけるも、自転車を壁に立てかけるときに気になるハンドル端。新しいグリップのはじっこが汚れるのが気になって仕方ありません。

そこで目を付けたのペットボトルのキャップ。ためしに合わせてみると……悪くない。

ドリルドライバーでキャップに8mmの穴を開けます。グリグリ。

これはホームセンターで見つけた中空用アンカー。本来は住宅の石膏ボードなどに用いるものです。

ネジを締めるとスリーブの一部が外側に開いて、ハンドルの内側で固定することができます。

この原理を利用したエンドキャップ(バーエンドプラグ)も実際に存在します。

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さて、ペットボトルのキャップに取り付けた中空用アンカーを、ハンドルバーに挿し込み、ネジを締めて完成。

別角度から。

反対側にも装着しました。「この商品は加温器で販売できる商品です。」か……。販売できるかなー。

ハンドル周り全景。イカしてる。

オープンエンドのグリップの場合、エンドキャップは必需品。ですが、このTRAIL 6 のように市販のエンドキャップが取り付けられないケースもあります。そんなときにはとりあえずペットボトルのキャップを取り付けてみてはいかがでしょう。アルミなど金属製のエンドキャップは意外と高価ですし、自転車を壁に立てかけるたびにエンドキャップがキズ付くのもモヤモヤするものです。

また、中空用アンカーを用いれば、ペットボトルのキャップをはじめとしたフタ類がエンドキャップとして再利用できるので、自転車に乗りながらエコロジーにも貢献できます。なんて今日も無理やりまとめてみましたが、近所の自転車ショップの正月休みが終わり次第、キチンとしたエンドキャップを取り付けるつもりです。

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追記

Amazonで検索したらペットボトルのキャップを取り付けられる、この記事と同じコンセプトのバーエンドが市販されていました。メーカーはキジマなので本来はバイクのハンドル用だと思われますが、内径が同じなら自転車にも使えると思います。

さらに追記

本日、普通のグリップエンドを取り付けました。テヘ☆ペロ

装着したのはODIのTHUG PLUG。ハンドルバー内径の細いCannondale Trail6でも問題なく取り付けることができました。取り寄せてくれた佐久市のグリーンラボラトリーさんに感謝。

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