純正ペダルの取り外しとSHIMANO DXペダルの取り付け

以前購入したシマノ DXペダル(SHIMANO PD-MX30)をCannondale TRAIL 6に取り付けました。純正ペダルの取り外しから、新しいペダルの取り付けまでを写真を紹介します。

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必要なもの

ペダルの取り付け、取り外し、交換には以下のようなものが必要になります。

この中でも、とくにペダルレンチは必須アイテムです。モンキーレンチでは厚みがありすぎてペダルの軸を咥えることができず、スパナは短いために力が入れられません。やはりココは専用工具を使いましょう。ペダルレンチAmazonで1,000円程度で購入できます。

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事前準備

ペダルの取り付け部分は、とくに屋外保管の自転車のペダルは、サビによって固着している場合があります。作業の前日にペダルの軸にKURE 5-56を吹きつけておくと、ガッチガチに固まったペダルも外れやすくなります。

ペダルの取り外し

まずは自転車用のペダルレンチで。

自転車をメンテナンススタンドで安定した状態にして、踏み台や重ねた雑誌などの上にペダルを載せます。

片手で自転車のフレームを抑え、片足はペダルに全体重をかけ、ペダルレンチを回します。回らない場合は奇声をあげてみます。恥ずかしがらずに。奇声を上げてもペダルレンチが動かない場合は、諦めて自転車屋さんにお願いしましょう。ミラクルテクニックで外してくれます。ペダルを固定しているネジは、左右で回転方向が違うので注意が必要です。

ペダルが外れました。固着していない場合は、「グッ…グググ…ヌル」(←なんかヤラしい)みたい感じで回ります。クランクのネジ穴を見ると金属のカスやグリスが残っています。そんなときは

キッチンペーパーにパーツクリーナーを吹きつけて

ネジ穴の汚れを取り除いておきましょう。

キッチンペーパーを丸めて何度かグリグリしておきます。ついでにクランク全体もキレイにしておきましょう。

さて、いよいよ新しいペダルの取り付けです。DXペダルのようにピンの長さを選べるペダルの場合は、取り付け前にピンの調整をしておきましょう。私は軸側に短いピン、軸から離れた位置に長いピンを取り付けてみました。シューズが反ったときにグリップが得られる脳内セッティングです。効果はよく分かりません。

取り付け部分のサビを防止するために、クランクのネジにグリスをたっぷりと塗っておきます。

ペダルには左右があるので確認しておきましょう。このペダルには軸に「L」の刻印があるので、左側のペダルということになります。

取り外しのとき同様、取り付け時も踏み台に載せたペダルを足で抑えながら、しっかりと締め上げます。クランクの裏側にはみ出したグリスを拭き取っておきましょう。

もう片方のペダルも同じ作業して、ジャーン、新しいペダルの取り付けが完了しました。いかにも硬質な質感と、「さーわるものみな(ジャッジャー)傷つけたー」的なピンがハードボイルドです。

自転車のカスタムは、体が触れる部分、ペダルやサドル、グリップから始めるのがオススメです。ペダルは乗り方のスタイル(長距離走行系とかノンビリポタリング系とか飛んだり跳ねたり系とか)で、サドルはお尻のカタチで、グリップは見た目で選ぶとよいでしょう。

ペダルの交換作業時は、くれぐれも軍手をお忘れなく。目一杯の力を入れたら急に緩んでフロントのチェーンリングにグサッ、なんてことが考えられます。それと上でも書いたとおり、ある程度頑張ってもペダルが外れない場合は、自転車屋さんにお願いしましょう。ハンマーで工具を叩いたりすると、自転車にキズが付くこともあります。

次回はDXペダルに交換した自転車のインプレッションです。といいつつすでに乗ってみたのですが、ピンの食い付きっぷりが良すぎて早速DXペダルに惚れまくりました。詳しいインプレをお楽しみにー。

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